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霜柱と意思疎通と

by Satomi

ザクッ、ザクッと霜柱を壊して歩くのが子供の頃は大好きだった。目覚めると何はさておきパジャマのまま外に走り出て霜柱にジャンプしたり、歩いたり、片足でペンペンと壊していく、全ての霜柱を平らにすると得られる達成感。
そんな霜柱の存在も気にならなくなってうん十年のとある朝、ニョキニョキと地面から生えてるような霜柱が目に留まった。

霜柱の樹海みたい。

真冬に霜柱を見ると心まで凍りそうで、見つけてもスルーでしたが、温かくなり、春が香る時期になったので霜柱を楽しむ事ができたのかも。

しゃがんで霜柱をじっくり見ながら写真をとってたら、めったに吠えない我家のワンコ 福が小声の遠慮した声で「ワン」って。他の犬が近くに来てるのかな?など思いながら振り返ると、顔をちょっと斜めにして私をジッと見てました。
散歩の途中でしゃがんだまま、なかなか動かない私に『早く行こうよ!』ってワンでした。
元野良犬の福、意思疎通なんてできてないのだけれど、一瞬でも意思疎通ができた嬉しい朝でした。


Satomi
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