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原爆の語り部

by Satomi

 先日、8才の時に爆心地から2.8kmの自宅で被爆された岡田恵美子さんのお話を聴かせて頂きました。

 74年前、たった74年前の出来事なのに中世に起きた出来事のような感覚で生活をしている私がいる。広島に生まれ育ったのに。祖母から東広島からもきのこ雲が見えた。食べ物がなかった。詐欺が横行してだまされた。など聞いて育ったけれども大昔の感覚。たった74年前の出来事なのに。

 岡田恵美子さんのお話を聴いて、たった七十数年前の日本では今では考えられない社会情勢が存在していた。たった74年前には子供が子供として育つことができない現実があった。人が人として生きる事も難しかった。たった七十数年前・・・。そんな時代を岡田恵美子さんは生き抜いてこられた、そして助けてあげられなかったという自責の念に今も苦しまれているそうです。原爆で廃墟となり、何一つとしてない場所で大人でもどうしようもなかったあの時、8才の女の子にはできることなんて何もなかったのに、それでも助けてあげられなかったと自分を責めてらっしゃる・・・。多くの人にとって夕焼けは美しくいつまでも眺めていたい夕方のショータイム。なのに岡田恵美子さんにとって夕焼けは原爆後、真っ赤に燃える町を思い起こさせて「夕焼けが怖い。」と言われていた。

 これから先、誰一人として「夕焼けが怖い。」と思う世の中にしてはいけない。

毎月6日に原爆の語り部が開催されているようです。

 今回は「波輝カフェ」さんで開催されたのに参加しました。

語り部の前に広島出身のシンガソングライター HIPPYさんが歌って下さったんですが、よかった!

ちょっと聴いてみて~

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